胸が痛い・・・肋骨骨折でした
室内で転倒して胸を強打したそうです。痛くて寝返りがつらいとのことです。
レントゲン写真では肋骨骨折はなさそうです（青い矢印）。
しかし超音波検査では肋骨骨折（赤い矢印）がはっきりとわかります。
肋骨は薄くてカーブしている骨なので骨折があってもレントゲン写真に写らないことがよくあります。湿布してバンドで固定しました。痛みは約１カ月で消えて行きます。通常手術にはなりませんのでご安心ください
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室内で転倒して胸を強打したそうです。痛くて寝返りがつらいとのことです。
レントゲン写真では肋骨骨折はなさそうです（青い矢印）。
しかし超音波検査では肋骨骨折（赤い矢印）がはっきりとわかります。
肋骨は薄くてカーブしている骨なので骨折があってもレントゲン写真に写らないことがよくあります。湿布してバンドで固定しました。痛みは約１カ月で消えて行きます。通常手術にはなりませんのでご安心ください
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コメント
３日程前に、風呂場で手が滑り、浴槽の縁で右胸を強打しました。
直ぐにＥＲでレントゲンを撮って貰い、骨折無しの診断でしたが、その日から夜仰向けの状態が痛く、寝返りも出来ません。
特に右横に向けません。
日中では痛み止めと湿布で過ごしていますが、やはり痛みは続いています。
打った箇所は、右乳房の下辺りです。
やはり超音波検査をした方が良いのでしょうか？
このまま日にちが過ぎれば段々と治って行くものでしょうか？
大分在住の為、こちらから質問のみで大変恐縮です。
宜しくお願い致します。
投稿: 星野 | 2011年4月30日 (土) 15時56分
星野様
お答え：原則として、超音波検査は必ず必要というものではありません。
理由：御相談いただきました内容では気胸、血胸など危険な病態はないように思います。仮に肋骨骨折があったとしても約1カ月シップやバンドでの固定する事になり打撲の治療とそれほど大きな差はございませません。
例外：傷害保険の申請で骨折の有無が問題になる場合、あるいは職場で休業期間が問題になる場合は超音波検査をされたほうがよいかもしれません。
投稿: 藤井登志春 | 2011年5月 1日 (日) 20時40分
藤井先生、早速のお返事をありがとうございます。
痛みは少しずつですが引いて来たように思います。
先生にご相談しただけで安心したのも有るかと思いますが。。
このまま湿布と痛み止めで様子を見て行こうと思います。
先生もどうかお身体ご自愛下さい。
投稿: 星野 | 2011年5月 1日 (日) 23時52分